「本当の悪魔ならここにお姉ちゃんもお兄ちゃんも俺も生まれてない。お父さんとお母さんもで会ってない」
「良心が有るから生かされてるて事か」
「そうだよ」
「あの子は知ってるの?」
「あの子は記憶がなかったでも思い出してるよ。俺とあの子はそのせいであの日轢かれた」
「〇〇さんのせいでこの世界が生まれた」
「玲時?」

あれ?
そういや病室にある花瓶にいつも綺麗な花が飾らている。そして何度か行ってるけど定期的に変わってる。
私達じゃないとしたら誰なんだろと思った。その答え今わかった。
玲時さんはこの世界が偽りである事に気づいてる。もしかしたら河森家の人は気づいてるのかもしれない。