学校を後にして帰り始めた。

「旧校舎に初めて入ったけどとても不気味だったなぁ」
「本当に死神様悪い人やなかった。とっても優しい人だったね」

帰り道の途中、公園に〇〇さんが入って行くのが見えた。

「どうして居るのかなぁ?」
「見つかる前に帰ろ!!」
「待って。俺としてはが気になる事がある」
「まさか声掛けるの!?」
「チヨさんの霊あの森の傍にずっと居るなぁて思って。あの時間軸にも居たけど色々あったからちゃんと声聞いてないなぁて思って。聞きに行こうかなぁて思ってる」
「でも危ないよ」
「死んだら多分強制的にこの世界が終わるだけな気がするけど」