【完】俺の隣にいてほしい。

サラッと告げられたその一言に、また心臓がドキンと音を立てた。


……守ってやる?


まるでヒーローみたいなセリフに、思わずときめいてしまいそうになる。


ねぇ、椿くんは、一体どんなつもりでそんなふうに言ってくれてるんだろう。


どうしてそんなに優しくしてくれるのかな。


それにしても私ったら、さっきからずっと椿くんにドキドキしてばっかりだ。


その後、すぐに友達と合流した椿くんにさよならして一人学校に向かったのはいいけれど、その間もなぜかずっと、彼の優しい笑顔とその言葉が頭から離れなかった。



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