どうしよう……。
結局あのまま椿くんに連れられて、一緒に駅の近くまで歩いてきたはいいけれど、とにかくずっと落ち着かない。
だって、椿くんはなぜかずっと私の手を離してくれないし、一体彼がどこに向かっているのかも、このあとどうするつもりなのかも全然わからないし。
ただでさえ男の子に慣れていないのに、急にこんな状況、どうしたらいいかわからなくて緊張してしまう。
そのうえ椿くんはすごく目立つから、さっきから道行く人の視線がすごくて。彼の隣を歩いているだけで自分まで注目されてしまうから、ますます落ち着かなかった。
椿くんは一体何を考えているんだろう。
女よけって、こうしてただ一緒に帰ればいいのかな? たしかに、並んで歩いてたら彼女に見えるのかもしれないけど……。
『危ないから、彼女のフリなんて断ったほうがいいよ! でないと何されるかわかんない』
ふと今朝の彩実ちゃんの言葉を思い出す私。
彼女の言うとおり、彼が実際はどんな人なのか分からないし、やっぱりまだ警戒する気持ちがあるので、不安は消えない。
変なところに連れていかれたりしないよね……?
結局あのまま椿くんに連れられて、一緒に駅の近くまで歩いてきたはいいけれど、とにかくずっと落ち着かない。
だって、椿くんはなぜかずっと私の手を離してくれないし、一体彼がどこに向かっているのかも、このあとどうするつもりなのかも全然わからないし。
ただでさえ男の子に慣れていないのに、急にこんな状況、どうしたらいいかわからなくて緊張してしまう。
そのうえ椿くんはすごく目立つから、さっきから道行く人の視線がすごくて。彼の隣を歩いているだけで自分まで注目されてしまうから、ますます落ち着かなかった。
椿くんは一体何を考えているんだろう。
女よけって、こうしてただ一緒に帰ればいいのかな? たしかに、並んで歩いてたら彼女に見えるのかもしれないけど……。
『危ないから、彼女のフリなんて断ったほうがいいよ! でないと何されるかわかんない』
ふと今朝の彩実ちゃんの言葉を思い出す私。
彼女の言うとおり、彼が実際はどんな人なのか分からないし、やっぱりまだ警戒する気持ちがあるので、不安は消えない。
変なところに連れていかれたりしないよね……?



