「……藤宮さん。ねぇ、藤宮さん」
名前を呼ばれ、ハッとして隣を振り向く。
「……えっ。あ、なに?」
すると、私の席の横に立った氷上くんが心配そうに顔を覗き込んできた。
今は塾の1コマ目の授業が終わって、次の授業までの休憩時間。
私は先ほどの椿くんとの再会のショックを引きずっていたせいで、授業にも集中できず、ずっと抜け殻のようになっていて。氷上くんに声をかけられたことにもなかなか気づけなかった。
「大丈夫? なんか今日、ボーっとしてるみたいだけど」
「そ、そんなことないよ……。大丈夫だよ」
慌てて笑顔を作って返すと、氷上くんが疑うような目でこちらを見てくる。
「ほんと?」
「……うん」
「そっかぁ。でも俺、ずっと思ってたんだけど、なんか藤宮さん最近ずっと元気ないよね。何かあった?」
名前を呼ばれ、ハッとして隣を振り向く。
「……えっ。あ、なに?」
すると、私の席の横に立った氷上くんが心配そうに顔を覗き込んできた。
今は塾の1コマ目の授業が終わって、次の授業までの休憩時間。
私は先ほどの椿くんとの再会のショックを引きずっていたせいで、授業にも集中できず、ずっと抜け殻のようになっていて。氷上くんに声をかけられたことにもなかなか気づけなかった。
「大丈夫? なんか今日、ボーっとしてるみたいだけど」
「そ、そんなことないよ……。大丈夫だよ」
慌てて笑顔を作って返すと、氷上くんが疑うような目でこちらを見てくる。
「ほんと?」
「……うん」
「そっかぁ。でも俺、ずっと思ってたんだけど、なんか藤宮さん最近ずっと元気ないよね。何かあった?」



