氷上くんがサラッと口にした言葉に、ドキッとして目を丸くする。
「そして、その藤宮さんとこうして今再会して、こんなふうに一緒にいられるのが、嬉しいな」
そんなふうに言われたら、なんだか照れてしまう。
一緒にいられて嬉しいだなんて。
「わ、私も、氷上くんとまた会えて嬉しかったよ」
私がそう返すと彼は急に立ち止まり、私の顔をじっと覗き込んでくる。
「ほんとに?」
「うん」
「そっか。じゃあ俺、ずっと想い続けててよかった」
「えっ?」
いまいちその言葉の意味が分からなくて首をかしげる私。
そしたら、そんな私の頭に氷上くんがポンと手を乗せてきて。
「もう少しだけ、付き合ってくれる? すぐそこにフォトスポットがあるみたいだから、一緒に写真撮ろうよ」
その言葉に、私は何も考えずコクリと頷いた。
.
*
.
「そして、その藤宮さんとこうして今再会して、こんなふうに一緒にいられるのが、嬉しいな」
そんなふうに言われたら、なんだか照れてしまう。
一緒にいられて嬉しいだなんて。
「わ、私も、氷上くんとまた会えて嬉しかったよ」
私がそう返すと彼は急に立ち止まり、私の顔をじっと覗き込んでくる。
「ほんとに?」
「うん」
「そっか。じゃあ俺、ずっと想い続けててよかった」
「えっ?」
いまいちその言葉の意味が分からなくて首をかしげる私。
そしたら、そんな私の頭に氷上くんがポンと手を乗せてきて。
「もう少しだけ、付き合ってくれる? すぐそこにフォトスポットがあるみたいだから、一緒に写真撮ろうよ」
その言葉に、私は何も考えずコクリと頷いた。
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