あぁもう、ますます離れるのが寂しくなっちゃうな。
でも、少しの間でもふたりきりで楽しく過ごせたからよかった。
「それじゃ、またね」
笑顔でバイバイと手を振ったら、椿くんも「またな」と言って、笑顔で手を振り返してくれた。
名残惜しい気持ちを引きずったまま、走って教室に戻る。
すると、優里亜ちゃんが私の姿を見つけた瞬間、大声で名前を呼んで手招きしてきた。
「心音ー! おかえり! 待ってたよ~」
彼女の隣には星川学園の制服を着た氷上くんの姿があって、その周りをクラスの女子たち数人が取り囲んでいる。
「ご、ごめんねっ。おまたせ」
私がそう言って駆け寄っていくと、氷上くんが笑顔で声をかけてくれた。
「やあ、藤宮さん。ごめんね、なんか急に呼び出しちゃって」
「いえいえ、大丈夫だよ。わざわざ来てくれてありがとう」
氷上くんがそう言うと、それを見ていたクラスメイトの子たちが興味津々な様子で話しかけてきて。
「ねぇねぇ、心音ちゃん。このイケメン誰? もしかして彼氏?」
「えっ、ち、違うよっ……!」
「じゃあさっきの人が彼氏なの?」
「えぇっ! いや、それも違うよっ」
「もう、こんなイケメン連れてくるなんてビックリしたよ~。心音ちゃんって実はモテるんだねぇ」
そんなふうに言われたらなんだか恥ずかしくなってしまう。氷上くんも椿くんも友達だし、モテるだなんてそんなわけないのに。
「藤宮さん、俺、クレープ食べてみたいんだけど、良かったら一緒に食べない?」
「あ、うんっ。もちろん!」
氷上くんに言われて、私もまだ今日クレープを食べていなかったので、一緒に食べることにした。
.
*
.
でも、少しの間でもふたりきりで楽しく過ごせたからよかった。
「それじゃ、またね」
笑顔でバイバイと手を振ったら、椿くんも「またな」と言って、笑顔で手を振り返してくれた。
名残惜しい気持ちを引きずったまま、走って教室に戻る。
すると、優里亜ちゃんが私の姿を見つけた瞬間、大声で名前を呼んで手招きしてきた。
「心音ー! おかえり! 待ってたよ~」
彼女の隣には星川学園の制服を着た氷上くんの姿があって、その周りをクラスの女子たち数人が取り囲んでいる。
「ご、ごめんねっ。おまたせ」
私がそう言って駆け寄っていくと、氷上くんが笑顔で声をかけてくれた。
「やあ、藤宮さん。ごめんね、なんか急に呼び出しちゃって」
「いえいえ、大丈夫だよ。わざわざ来てくれてありがとう」
氷上くんがそう言うと、それを見ていたクラスメイトの子たちが興味津々な様子で話しかけてきて。
「ねぇねぇ、心音ちゃん。このイケメン誰? もしかして彼氏?」
「えっ、ち、違うよっ……!」
「じゃあさっきの人が彼氏なの?」
「えぇっ! いや、それも違うよっ」
「もう、こんなイケメン連れてくるなんてビックリしたよ~。心音ちゃんって実はモテるんだねぇ」
そんなふうに言われたらなんだか恥ずかしくなってしまう。氷上くんも椿くんも友達だし、モテるだなんてそんなわけないのに。
「藤宮さん、俺、クレープ食べてみたいんだけど、良かったら一緒に食べない?」
「あ、うんっ。もちろん!」
氷上くんに言われて、私もまだ今日クレープを食べていなかったので、一緒に食べることにした。
.
*
.



