【完】俺の隣にいてほしい。

――~♪


するとその時、突然制服のポケットから電話の着信音が聞こえてきて。


ハッとして自分のスマホを取り出してみてみると、なんと優里亜ちゃんから電話がかかってきたみたいだった。


「あれ、友達から電話だ。なんだろう」


「電話? 出てみたら?」


椿くんに言われてさっそく電話に出たら、その瞬間スマホのむこうから優里亜ちゃんの大声が響いてくる。


『心音、ちょっと大変! 今すぐ教室戻って来れる?』


「えっ、どうしたの?」


なんかすごく慌ててるみたいだけど、何かあったのかな。


『心音に会いに来た人がいるのっ。ほら、例の星川の氷上くんっていう人だよ!』


「えぇっ!」


ウソ、氷上くんが?


言われてこの前塾で、彼にも文化祭の話をしたことを思いだした。


その時確か氷上くんも来たいって言ってくれたけど、本当に来てくれたんだ。


電話の向こうの優里亜ちゃんは、だいぶ興奮している様子で、テンションがいつにも増して高い。


『もう、超爽やかイケメンじゃん~! みんなキャーキャー言って大騒ぎだよ! それじゃ、待ってるからねっ』


「あっ……」