「いやー、でもなんか怪しいなぁとは思ってたんだよね。最近心音椿くんの話するときやけに楽しそうだったし。そっかー、やっぱり好きになっちゃったのか~」
「ちなみに、どういうところを好きになったの?」
優里亜ちゃんが納得したようにウンウンと頷く横で、彩実ちゃんがストレートに聞いてくる。
「えっと……優しくて、思いやりがあるところ、かなぁ。椿くんと一緒にいるとなんか、その、居心地がいいっていうか……」
私が正直に答えると、いつもは椿くんの話に渋い顔をしていた彩実ちゃんが、小さく微笑んだ。
「そうなんだ。心音がそこまで言うなら私、会ってみたいかも」
「えっ……」
「私もまた会ってみたい~! いやでもほんと、椿くんマジでイケメンだからね! 芸能人みたい! うちの文化祭なんか来たら、絶対モテちゃうよ」
そんな二人の反応を見て、正直に打ち明けて良かったかもしれないと思いホッとする。
「もう、こうなったら椿くんに告っちゃえばいいじゃん! 本物の彼女になっちゃいなよ!」
優里亜ちゃんがそう言って、私の肩をバシンと叩いてくる。
「む、無理だよっ! 椿くんはきっと、そんなつもりないだろうし」
「わかんないよ~。実は両想いかもしれないじゃん!」
「……っ」
「ちなみに、どういうところを好きになったの?」
優里亜ちゃんが納得したようにウンウンと頷く横で、彩実ちゃんがストレートに聞いてくる。
「えっと……優しくて、思いやりがあるところ、かなぁ。椿くんと一緒にいるとなんか、その、居心地がいいっていうか……」
私が正直に答えると、いつもは椿くんの話に渋い顔をしていた彩実ちゃんが、小さく微笑んだ。
「そうなんだ。心音がそこまで言うなら私、会ってみたいかも」
「えっ……」
「私もまた会ってみたい~! いやでもほんと、椿くんマジでイケメンだからね! 芸能人みたい! うちの文化祭なんか来たら、絶対モテちゃうよ」
そんな二人の反応を見て、正直に打ち明けて良かったかもしれないと思いホッとする。
「もう、こうなったら椿くんに告っちゃえばいいじゃん! 本物の彼女になっちゃいなよ!」
優里亜ちゃんがそう言って、私の肩をバシンと叩いてくる。
「む、無理だよっ! 椿くんはきっと、そんなつもりないだろうし」
「わかんないよ~。実は両想いかもしれないじゃん!」
「……っ」