慌てて否定してみせたけれど、優里亜ちゃんは信じていないのか、そんな私を見てまだニヤニヤしてる。
「だって、なんか最近の心音楽しそうだもんね~。最初はあんなにビビってたのにさぁ」
「そ、そうかな」
「うん」
でも、言われてみれば確かに、最初の頃がウソみたいに今は、椿くんと一緒にいるのが楽しい。
彼のことをもう、全然怖いなんて思わないし。むしろ、とっても優しい人だと思うし。
「いい人みたいで良かったじゃん。もしかしたら、このままほんとの彼氏になっちゃうかもよ~?」
「ま、まさかっ。椿くんは、そんなつもりはないと思うよ。ただの友達だよっ」
私が照れながら再び否定したら、そこで彩実ちゃんがテーブルに頬杖をつきながら呟いた。
「そっかぁ。なんだかんだ続いてるんだ。でも、私はまだちょっと心配だけどね」
「ちょっと彩実ったら、まだ言ってんの?」
「だって、まだ本性はわからないでしょ。実は裏では悪いことしてたり、キレたら別人とか、そういうタイプかもしれないし」
「彩実は警戒しすぎだって~」
「だって、なんか最近の心音楽しそうだもんね~。最初はあんなにビビってたのにさぁ」
「そ、そうかな」
「うん」
でも、言われてみれば確かに、最初の頃がウソみたいに今は、椿くんと一緒にいるのが楽しい。
彼のことをもう、全然怖いなんて思わないし。むしろ、とっても優しい人だと思うし。
「いい人みたいで良かったじゃん。もしかしたら、このままほんとの彼氏になっちゃうかもよ~?」
「ま、まさかっ。椿くんは、そんなつもりはないと思うよ。ただの友達だよっ」
私が照れながら再び否定したら、そこで彩実ちゃんがテーブルに頬杖をつきながら呟いた。
「そっかぁ。なんだかんだ続いてるんだ。でも、私はまだちょっと心配だけどね」
「ちょっと彩実ったら、まだ言ってんの?」
「だって、まだ本性はわからないでしょ。実は裏では悪いことしてたり、キレたら別人とか、そういうタイプかもしれないし」
「彩実は警戒しすぎだって~」



