ジェットスキーか・・・・・・ しばらくして ゆう君を抱っこして 窓の外に目をやると ゆう君の 両親が ゆうジャンプするように 楽しそうに 手を振っている。 思わず その姿に つられて ゆう君と笑顔で手を振っていると すぐ近くで スクールの準備をしていた 信くんが 中腰のまま 二人の視線をたどって 保育室に目を向ける 何かに気が付いたのか 目を凝らすようにしながら姿勢を正した シン君と目が合った。