潔癖症な彼の素顔





あ、あと1つ。
早く終われー!




「それではラスト!3つ目!!告白の再現!!」



こ、告白の再現!?

「…おいおい」

「…どうするのよ」





「はい!1番のカップル!スタート!」




え!?もう始まり!?


さ、再現って本当に!?




「俺、ケジメをつけようと思う」


「え?」


ここから!?

は、始まっちゃったよっ。

「俺、梓のことが好き」


忘れるはずがない…。

「え、嘘…」

「この状況で嘘だと思う?」


軽く首を振る。

「だから、俺と付き合って下さい」


「よ、よろしくお願いします」



「素晴らしい!ケジメはいい言葉っ!」





「…ど、どうするのよ」

「…な、何かこうサラッと演技すれば大丈夫だろ、多分」


「さぁ!続いて、2番目のカップルスタート!」


ゆ、雪ちゃん達大丈夫かな…。


「な、何よ。こ、こんな所に呼び出して…」


噛みっ噛み…!


「…じ、実は、ずっと前から…す、す、すすすすすっ」


”す”しか言えてないよ!?


「は、はっきり言いなさいよ!」


「すっ好きだ!!」


あ、言った。


「は、はぁ?」



え、雪ちゃん!?

「…え」


尚斗が焦ってる!

「…いや、返事…!」


「っ…。わ、私は好きじゃない!」




雪ちゃーん…。
完全にカップルの設定忘れてる…。




「なるほど!なるほど!これがツンデレのOKサインってことね!」


あ、いや…。



「この司会者バカだな」



あ、秋君!?


「さあどんどん行くよ!3番目のカップルスタート!!」




き、聞こえてなくて良かった…。