家に帰って、ポストを見ると手紙が一通来ていた。
“宮家 湊様”
また、差出人は不明だった。
俺は、急いで靴を脱いで部屋に向かった。
手紙を開くと、
“宮家 湊様
どうだった?当たってただろ?
でも、これだけじゃ信じて貰えないと思うから、もう一つ、明日起こる事を教えるよ。
明日、海が事故って入院する。
命に別状はないから安心して?
じゃ、これで信じてな?”と書かれていた。
海が事故る?そんな訳ないだろ。
だって、周りには、細心の注意を払ってる。
そんな海が?
俺は、明日が不安で仕方なかった…