幸せの余韻に浸りながら、駅で彼女と別れて家に帰った。
家に帰ると、家は真っ暗だった。
一応、ポストを除くと封筒が入っていた。
朝、見たばかりの封筒。
俺は、家の中に入り手紙を開いた。
ピロンと携帯が鳴った。
(ごめん。湊。仕事が忙しい、今日帰れない。)と書かれていた。
(わかった。)と俺は返して部屋に入る。
“宮家 湊様
良くやった。彼女と付き合えてんだろ?
彼女の命を綺麗に救ってくれた。
ていうか、そろそろ俺の正体が気になってるよな?”俺はそこまで読んでみた。
確かに知りたい。
そこで続きを俺は読んでみた。