部室の呪い

祈吏目線★



「テーピングテーピング…どこ…?」


救急箱の中身をひっくり返して探したが見つからない。

立ち上がって部室を探そうとしたとき…


「…光波…」


つい見つけてしまった光波のロッカー。

“清宮”とかかれたロッカーを見つめる。


私は、一人でこれが何なのか察知した。

呪いでしょう?

あの遺書を思い出して気付いたんだ。

遺書の内容の事が起きるなんて、

誰も信じたくなかった。

誰も察知することができなかった。

この事態(ノロイ)を。

ずっと仲間っだってみんな約束したのに。


突然の…


ひとりの仲間からの…



裏切りで…




…始まったんだ。


…この呪いは…