「私は理人の事が好きだから。その気持ちは変わらない。」 「うん。全然いいよ。でも、惚れさせるから覚悟しときなよ。」 「…っ」 「あ、そうだ。莉子ちゃん家まで送っていくよ。」 「いや私、車だから。じゃあね。」 「あー待ってよ〜。ちょっとスマホ貸して。」 「え、な、何で。っうわぁ、ちょっと!」 桐谷くんにスマホを奪われてしまった。 そしてカタカタ操作をしてすぐに返された。