「莉子お待たせ。」 「もう荷物預けてきたの?」 「うん、あんまり並んでなかったからすぐ終わった。」 「そっか。」 「元気ないな。」 「…そんなことないよ。」 理人に心配かけちゃいけないのに、顔に出てるんだろうな。 「まだ2時間あるから。」 「…そうだね。よし、いっぱいお喋りしよう!」 私達は空港にあるカフェで時間を潰した。