よかった。 もしヤってたら桐谷を1回ぶん殴るとこだった。 「じゃあ、俺のもんだな。」 「…う、うん。私、理人に全部あげる。」 「え…」 あ、やばい。 「りこ、ちょっと我慢出来な…」 「すーっすーっ」 こいつ、急に寝やがった。 あーもう、生殺しかよくそ。 「今度絶対襲うからな。」 幸せそうに寝る莉子を見ながら、俺は煩悩と闘って寝れないのであった。