「な、なぁさっきの物音なんだったの。」 俺は扉越しに話しかけた。 「シャワー持ってたら落としただけ。」 「そ、そうか。」 莉子は少し酔いが冷めたようだ。 「ね、見えた?」 ぎくっ 「知らん。」 「絶対嘘。見えたでしょ。」 「っ知らねーよ。もし見えててもそんな身体興味無い。」 「ひどいなぁもう。」 いや、興味無いわけない。 年下だし、幼なじみだから小さい時は一緒に風呂入ったりした。 でも、今は違う。 ちゃんと女性の身体になっている。