クールな君と秘密の恋を。




理人にキスされてびっくりしたけど嬉しくない訳が無いのに、何でこんなにも涙が出るんだろ。


「莉子、好き。」


え…

今なんて…


「ごめん、聞き取れなかった。もう1回…。」



「何度でも言ってやる。俺は莉子が好き。もう桐谷とは別れて俺と付き合ってよ。桐谷と2人でいるの想像しただけでも狂いそう。」


「そ、そんなわけない…。」


「ある。俺はずっと好きだった。莉子が高校生の時に桐谷と付き合い始めてから、好きだって気づいた。」


「う…そ。」