ある日、学校に監禁されました。

☆☆☆

地下倉庫にも安全な場所はなかった。


あたしは食堂の床に座り込み、俯いていた。


どこにいても、風はあたしたちを殺しにやってくる。


どんな少ない隙間からでも、学校内に入り込んでくる。


その事実を突き付けられた気分だった。


「昌良から電話だ……」


一緒にいた新人が力なくそう言った。


地下倉庫内であんなことがあったから、今はもうみんなバラバラになってしまっていた。


あたしと一緒にいるのは新人や敦美など、いつものメンバーだけだった。


正直、昌良からの電話に出る気力もなさそうだったけれど、新人はどうにか電話に出ていた。