ある日、学校に監禁されました。

そう言うと、新人があたしの肩を抱きしめて来た。


途端に距離が近くなって、心臓が大きく跳ねた。


新人とはずっと一緒にいるけれど、こんなに近づいたことはない。


「みんなのためとか思ってるかもしれないけど、無理すんなよ?」


「わかってるよ。みんなのためじゃなくて、自分のためだし」


早くここを出たいという気持ちは、あたしも持っている。


「そっか……」


新人が小さな声でそう言った瞬間だった。


図書室の外からドンッ! という大きな爆発音と、地響きが聞こえて来たのだ。


あたしは悲鳴をあげ、咄嗟に頭を低くした。


地震がきたのだろうかと不安になったら、揺れは続かなかった。


「今の音はなに!?」


図書室内にそんな悲鳴が聞こえて来た。


みんなのざわめきが大きくなる。


「様子を見に行ってくるから、みんなはここにいなさい」


臼山先生がそう言い、足早に図書室を出て行く。