ある日、学校に監禁されました。

☆☆☆

女子生徒を襲っていた生徒たちは、他の先生たちの手も借りて全員が空き教室に拘束されることになった。


手足を縛り、完全に動けない状態だ。


それでもかわいそうだなんて微塵にも感じなかった。


本当なら、全員外へ放り投げてしまいたいくらいだ。


「このままじゃ、学校内の情緒がなくなっていくのも時間の問題だな……」


図書室へ戻って来てから、新人がそう呟いた。


あたしは図書室内にいる生徒たちを見つめた。


みんな、今のところ落ち着いているように見える。


でも、これがいつどんな風に変化していくかなんて、誰にもわからなかった。


あたし自身今日初めて人を殴ってしまって驚いている。


あの時は本当に頭の中が真っ白で、自分を止めることができなかった。


みんなの精神状態も、徐々に壊れて行くかもしれない。


「千穂、スマホが震えてるよ?」


敦美にそう声をかけられて、あたしは自分のスマホが震えていることに気が付いた。