連れて帰ってきちゃったけど、とりあえず風呂に入らせたけど、これからどうしたいいんだろう。


頭を抱えていると、加藤が風呂から出てくる音がする。


「先生、ありがとうございました。お風呂。すみません、お先に・・・」


振り返ると、風呂に入って少し顔色のよくなった加藤が立っていた。


「ここ、座って。」

頭にタオルをかけている、加藤をソファーに座らせ、ドライヤーを取りに行く。



ドライヤーをもって戻ってくると、ぼんやり、ソファーに座っていた

俺は、後ろから、加藤の髪を乾かし始めた。




「先生、自分でやれます。」

「いや、やらせて」



加藤のショートカットの髪はすぐ乾いてしまい、もっと髪を触っていたかったが、ドライヤーを止めた。



「俺も、風呂入ってくる。加藤は、ベッド使っていいからもう寝ろ。襲ったりしない。ゆっくりちゃんと寝るんだ。わかったな」



それだけ言って、俺も風呂に行った。