次の日、
私は、いつものように登校した
しっかり、前を向いて
教室に入ると、ミカが走ってくる
「ユキー!おはよー」
いつもと変わらない、明るい笑顔
私は胸の奥が痛むのを無視して、笑顔を作った
「おはようミカ!今日も元気だね」
するとミカは自慢げに口を開いた
「実はね、好きな人…って言うか、気になる人ができたんだぁ!」
好きな人。その言葉に思わず反応してしまった
「そっか!だれなの?」
私は恐る恐る聞いてしまった
「中崎くん!」
ミカは楽しそうに言う
「あのね、今まではユキも中崎くんの事が好きだったから言えなかったんだけど、ちょっと前から好きだったんだぁ!」
心がズキズキと痛む
心臓と肺が締め付けられているように、息が薄くなる
ミカのために中崎くんから離れたのに
心が嫌だと泣き叫ぶ
それでもミカの笑顔が眩しくて、
こんな私が虚しくて、
私は不思議と笑顔が出てきた
「そっか!ミカならもしかしたら行けるかもよ!」
本心だった
中崎くんは、ミカのこと好きみたいだし、
ミカも中崎くんの事が好きだし
「本当?!じゃあさ、応援してよ!」
悪気はないんだろうな
そんなことを思わせる笑顔を向けられた
私、この笑顔に弱いんだよな
少し心はいたむけど、この先も変わらずこの笑顔を見れるなら…
そう思って、私はまた笑った
「もちろんだよ」
私は、いつものように登校した
しっかり、前を向いて
教室に入ると、ミカが走ってくる
「ユキー!おはよー」
いつもと変わらない、明るい笑顔
私は胸の奥が痛むのを無視して、笑顔を作った
「おはようミカ!今日も元気だね」
するとミカは自慢げに口を開いた
「実はね、好きな人…って言うか、気になる人ができたんだぁ!」
好きな人。その言葉に思わず反応してしまった
「そっか!だれなの?」
私は恐る恐る聞いてしまった
「中崎くん!」
ミカは楽しそうに言う
「あのね、今まではユキも中崎くんの事が好きだったから言えなかったんだけど、ちょっと前から好きだったんだぁ!」
心がズキズキと痛む
心臓と肺が締め付けられているように、息が薄くなる
ミカのために中崎くんから離れたのに
心が嫌だと泣き叫ぶ
それでもミカの笑顔が眩しくて、
こんな私が虚しくて、
私は不思議と笑顔が出てきた
「そっか!ミカならもしかしたら行けるかもよ!」
本心だった
中崎くんは、ミカのこと好きみたいだし、
ミカも中崎くんの事が好きだし
「本当?!じゃあさ、応援してよ!」
悪気はないんだろうな
そんなことを思わせる笑顔を向けられた
私、この笑顔に弱いんだよな
少し心はいたむけど、この先も変わらずこの笑顔を見れるなら…
そう思って、私はまた笑った
「もちろんだよ」


