「あお...やぎ...くん」
「しゃべんな!!」
怒られると思っていたけど、やっぱり怒られた。
...ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
わたし、青柳くんに助けられてばかりだ。
わたしは腕を掴まれ、そのまま青柳くんの胸元に引き寄せられた。
ぴくりと体が一瞬誤作動を起こした。
「...ぜってー...離すな」
青柳くんは左腕で水をかき、両足でばた足をし、わたしを引っ張りながら浅瀬まで泳いだ。
クロールだったら5秒くらいで泳ぎきれたはず。
わたしが無茶をしたせいで、青柳くんに多大なご迷惑を...。
どうか、お許し下さい。
「はあ...着いた」
青柳くんが腕を離そうとしたけれど、わたしは...
「青柳くん、ありがとうございます」
と言って抱きついてしまった。
「しゃべんな!!」
怒られると思っていたけど、やっぱり怒られた。
...ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
わたし、青柳くんに助けられてばかりだ。
わたしは腕を掴まれ、そのまま青柳くんの胸元に引き寄せられた。
ぴくりと体が一瞬誤作動を起こした。
「...ぜってー...離すな」
青柳くんは左腕で水をかき、両足でばた足をし、わたしを引っ張りながら浅瀬まで泳いだ。
クロールだったら5秒くらいで泳ぎきれたはず。
わたしが無茶をしたせいで、青柳くんに多大なご迷惑を...。
どうか、お許し下さい。
「はあ...着いた」
青柳くんが腕を離そうとしたけれど、わたしは...
「青柳くん、ありがとうございます」
と言って抱きついてしまった。



