嵐を呼ぶ噂の学園② 真夏に大事件大量発生中!編

「あお...やぎ...くん...」


「しゃべんな!!」



浅いと思っていたらオレが到着する前にアイツはどんどん流され、足が着かない場所まで来てしまっていた。


焦ってはならない。


オレは星名さんの腕を掴み、自分の方に寄せた。



「...ぜってー...離すな」



左腕で水をかき、両足でばた足をし、浅瀬まで10メートルくらい泳いだ。


普通のクロールだったら5秒くらいで泳ぎきれるのだが、その何十倍もかかった。



「はあ...着いた」


オレが星名さんの腕を離そうとしたら


「青柳くん、ありがとうございます」


彼女が思いっきり抱きついてきた。