20発打って未だ当たりは0。
後ろに行列が出来て来てさすがにこれ以上の続行は厳しい。
「汐泉、次の100円で終わりにしよう」
「そっか...残念。なら、最後の5発は波琉くんがやって。私、当てられそうにないから」
「じゃ、やるわ」
オレはおじさんに最後の100円玉を渡した。
銃を構えて狙いを定める。
あの板チョコにするか。
...よし!
――パンッ!
オレの玉は見事的中した。
「やった!当てた!波琉くん、すごい!」
集中力が途切れないようにオレは続けて残りの4発を打った。
全部は当たらなかったが、5発中3発当て、板チョコ、風船ガム、手のりサイズのくまのぬいぐるみをゲットした。
もちろん全て汐泉にあげた。
「ありがとう、波琉くん!チョコとガムは大切に食べてぬいぐるみは大切に飾っておくね」
「うん。よろしく」
汐泉が笑うとオレも笑顔になれる。
オレが頑張れば、汐泉が一番近くでオレを見てくれてオレを応援してくれる。
オレが笑顔になれば汐泉がさらに笑ってくれる。
この関係が、オレは好きだ。
改めて感じる、人を愛することの大切さ。
汐泉が教えてくれたから、
オレは、
今日、
お礼をしようと思う。
汐泉に、
自分の気持ちを
真っ直ぐに伝える。
後ろに行列が出来て来てさすがにこれ以上の続行は厳しい。
「汐泉、次の100円で終わりにしよう」
「そっか...残念。なら、最後の5発は波琉くんがやって。私、当てられそうにないから」
「じゃ、やるわ」
オレはおじさんに最後の100円玉を渡した。
銃を構えて狙いを定める。
あの板チョコにするか。
...よし!
――パンッ!
オレの玉は見事的中した。
「やった!当てた!波琉くん、すごい!」
集中力が途切れないようにオレは続けて残りの4発を打った。
全部は当たらなかったが、5発中3発当て、板チョコ、風船ガム、手のりサイズのくまのぬいぐるみをゲットした。
もちろん全て汐泉にあげた。
「ありがとう、波琉くん!チョコとガムは大切に食べてぬいぐるみは大切に飾っておくね」
「うん。よろしく」
汐泉が笑うとオレも笑顔になれる。
オレが頑張れば、汐泉が一番近くでオレを見てくれてオレを応援してくれる。
オレが笑顔になれば汐泉がさらに笑ってくれる。
この関係が、オレは好きだ。
改めて感じる、人を愛することの大切さ。
汐泉が教えてくれたから、
オレは、
今日、
お礼をしようと思う。
汐泉に、
自分の気持ちを
真っ直ぐに伝える。



