「おい」
...げっ。
ウソでしょ。
自分から起きちゃうなんて...。
青柳くんもわたしも地獄行きだ。
「おい、なんなんだ、これは?」
「えっと、その...。話すと長くなるのですが...」
「はぁ?!」
「とにかく、落ち着いて下さい!」
「お前、最初からオレを襲うのが目的だったんだろ?」
「ほぇ?襲うって、なんのことでしょう?わたし、青柳くんを殺そうとなんかしてません。むしろついさっきまでわたしが殺されかけてたんですから!」
「なんだよ、お前は?!
この期に及んで自分は無実だと言い張るのか?!
それになあ、こういう場合の襲うの意味も分からないわけ?
一体どこまで把握してオレに関わってくんのか、ほんと、訳わかんねえんだけど」
青柳くんを落ち着かせなければ...。
そう思うのに、全く名案は浮かんで来ない。
「一旦落ち着きましょう」
「バカ。落ち着けるわけねえだろ?!アルコール飲まされ、錯乱し、寝て覚めたら肉食女子に襲われてんだぞ。オレの身にもなってみろ!」
「あのぉ、状況はあとできちんとお話しいたしますのでひとまず離して下さい。わたし、完全に抱き枕化しているんで」
「は?...あっ」
青柳くんはようやく帰還した。
...げっ。
ウソでしょ。
自分から起きちゃうなんて...。
青柳くんもわたしも地獄行きだ。
「おい、なんなんだ、これは?」
「えっと、その...。話すと長くなるのですが...」
「はぁ?!」
「とにかく、落ち着いて下さい!」
「お前、最初からオレを襲うのが目的だったんだろ?」
「ほぇ?襲うって、なんのことでしょう?わたし、青柳くんを殺そうとなんかしてません。むしろついさっきまでわたしが殺されかけてたんですから!」
「なんだよ、お前は?!
この期に及んで自分は無実だと言い張るのか?!
それになあ、こういう場合の襲うの意味も分からないわけ?
一体どこまで把握してオレに関わってくんのか、ほんと、訳わかんねえんだけど」
青柳くんを落ち着かせなければ...。
そう思うのに、全く名案は浮かんで来ない。
「一旦落ち着きましょう」
「バカ。落ち着けるわけねえだろ?!アルコール飲まされ、錯乱し、寝て覚めたら肉食女子に襲われてんだぞ。オレの身にもなってみろ!」
「あのぉ、状況はあとできちんとお話しいたしますのでひとまず離して下さい。わたし、完全に抱き枕化しているんで」
「は?...あっ」
青柳くんはようやく帰還した。



