嵐を呼ぶ噂の学園② 真夏に大事件大量発生中!編

「おい!しっかりしろ!」


額にはものすごい量の汗が出ていて体は熱を帯びていた。


日中海に入ってびしょびしょのままで徘徊していたから体調を崩したのだろう。


しっかし、これはまずい。


救急車を呼ぶべきか、それとも自力で病院に連れていくか...。



「あの...水を...水を下さい...」



仕方ない。


オレは覚悟を決めた。



「オレの家に連れていく。それまで我慢して」