会話も無いまま歩き続けて数分。
わたしはあることを思い出した。
「青柳くん」
青柳くんは聞こえていないのだろうか。
というより、わたしのこと嫌いだから無視しているのかもしれない。
わたしは構わず続けた。
「わたしにお礼をさせていただけませんか。お腹も空いてしまったので、ちょっと一休みということで...。いかがですか」
返事はわりとすぐにきた。
「別にオレはいい」
「いいですか?!良かったです!それじゃあ、急ぎましょう!わたしお腹ぺこぺこで死にそうなんです...」
やったー!
ぺこぺこなお腹に栄養を下さい!
こんなにも嬉しいのは、きっと食べられると確定したことだけじゃない。
青柳くんの鉄のような心を攻略できたからでもある。
「青柳くん、水族館詳しいんですよね?わたし、初めてきたんです。おすすめスポット教えて下さい。ついでに美味しいものも食べましょうね」
半ば強引に決めてしまったが、今日は青柳くんも優しいようだから許してくれるだろう。
またまた案内よろしくお願いしますね。
わたしはあることを思い出した。
「青柳くん」
青柳くんは聞こえていないのだろうか。
というより、わたしのこと嫌いだから無視しているのかもしれない。
わたしは構わず続けた。
「わたしにお礼をさせていただけませんか。お腹も空いてしまったので、ちょっと一休みということで...。いかがですか」
返事はわりとすぐにきた。
「別にオレはいい」
「いいですか?!良かったです!それじゃあ、急ぎましょう!わたしお腹ぺこぺこで死にそうなんです...」
やったー!
ぺこぺこなお腹に栄養を下さい!
こんなにも嬉しいのは、きっと食べられると確定したことだけじゃない。
青柳くんの鉄のような心を攻略できたからでもある。
「青柳くん、水族館詳しいんですよね?わたし、初めてきたんです。おすすめスポット教えて下さい。ついでに美味しいものも食べましょうね」
半ば強引に決めてしまったが、今日は青柳くんも優しいようだから許してくれるだろう。
またまた案内よろしくお願いしますね。



