お金が嫌いなお嬢様

『で、そろそろ失礼させてもらっても
良いですか?』

普段のちょっとお嬢様モードに戻して
声もいつもの声にして言ってみる

「かっかわいぃ〜!」

そう言って抱きついてきたのは雅って
子だった。

『ちょっ…』

急な事に驚きながらも倒れないように
バランスをとる。
この子って女嫌いなんでしょ?
わざわざ演じる意味、、、

『女嫌いなら抱きつかなきゃいーのに』

疑問のような答えのわかってるものの
ような不思議な感覚だったけど
誰にも聞こえないように抱きついてきた
雅の耳元で囁いた。