「良かったね」


「うん!」


少し真美を羨ましいと思った。


好きな人がちゃんといて、


自分にあった事を友達に嬉しそうに言えて…


私なんか告白をされても好きな人が分からない


し行動に移すこともできず告白の返事もまだ。


そんな私と正反対だよ…。


「ねぇ、真美」


「なになに?!」


朝の出来事がよっぽど嬉しかったのか、


興奮気味の真美。


「私のね、従兄弟が…」