時計の針を左に回したら。

「うそ、もしかしてかけるにもばれてたのかな。」

「それは大丈夫でしょ。だってかける君。けっこうにぶそうだし」

「そうだけど・・・でもユッキは怒らないの?私がかける君好きになって。」

「別に。なんで?」

「だってユッキだってかける君のこといいなと思ったから、部活見に行ったんでしょ?」

「違う、違うったら。確かにかける君は格好いいけど、彼氏にするのとは違うかなって。」

「そうなの?」

「だってあんまり格好良い人彼氏にしたら大変でしょ?」

「まあ、確かに。」

「とにかく菜穂をなんとかしなくちゃね。」