時計の針を左に回したら。

「ねえ、かける、ちょっと話があるんだけど。」

私とかけるが話してる時に限って、菜穂はかけるに喋りかけた。

「ああ、わかった。じゃあ。」

かけるはそう言うと菜穂と一緒に教室の隅に言って何か話してる。

しかも凄く楽しそう。私の時よりも。

授業のチャイムが鳴ってようやくかけるが席に戻ってきた。

「ねえ、何話してたの?」

「別に、わざわざ話すことじゃない」

 それから少しして二人が付き合ってると噂が流れたんだ。