時計の針を左に回したら。

でもそんな私の期待を簡単に壊す出来事が待っていた。

かけると一緒のクラスで、音楽の授業も一緒の菜穂が

急にかけるに近付き出したんだ。

菜穂は女子の間では、男の子の前では態度がころっと変わるから、

人気がなかった。というより嫌われていた。

本人も女の子同士の友情なんて興味なさそうだった。

でも菜穂が凄い美人なのは認めたくないけど、事実だった。

読モもやってたし、他の学校からも菜穂を見に来る男子がいたくらいだった。

その菜穂が急にかけるに近付き出したんだ。