近づいてみるとメモもある。 『光輝先輩』 ひなたの可愛らしい字で書いてあり思わず笑顔になったがそのメモを開いて読んだ俺は真っ先に走り出した。 『明日は生徒会のお手伝いするの!』 『光輝先輩の為にとびっきり美味しいお弁当作りますね』 『光輝先輩のことばーかり考えてます!』 嬉しそうに電話越しにいうひなたの姿を思い出しながら生徒会室に向かった。