自宅までは、電車で四十分。
職場からは二つ離れた町にある。
改札を抜けて、住宅街の中を歩くこと十五分。町中にぽっかりと空いたような、木々が生い茂る場所がある。
そこの入り口には、どこかの大社(おおやしろ)にも劣らない、大きな鳥居。
私はこの鳥居をくぐり‐すぐ横にある家に足を踏み入れる。
「ただいま」と言ってくつを脱ぎ、自分の部屋へと向かう。
まぁつまり……この大きな鳥居の神社は、私の家が所有する神社なのである。
時松こはる 二十七歳。
私は『神社の娘』として産まれたのだ。
……とは言え、そんなご立派なものではない。
職場からは二つ離れた町にある。
改札を抜けて、住宅街の中を歩くこと十五分。町中にぽっかりと空いたような、木々が生い茂る場所がある。
そこの入り口には、どこかの大社(おおやしろ)にも劣らない、大きな鳥居。
私はこの鳥居をくぐり‐すぐ横にある家に足を踏み入れる。
「ただいま」と言ってくつを脱ぎ、自分の部屋へと向かう。
まぁつまり……この大きな鳥居の神社は、私の家が所有する神社なのである。
時松こはる 二十七歳。
私は『神社の娘』として産まれたのだ。
……とは言え、そんなご立派なものではない。



