────ピッ ──────ピピピッ 「…ん〜… うる…さい…」 ───ピピピピピピッ ガチャン!!! 手探りでいつもの定位置にあるこの音源を思いっきり叩く。 静かになった所でそのままそれを自分に引き寄せ目を開ける。 「…8時…」 その目覚まし時計は一体どれだけ長い時間あたしを起こすという仕事をしていたのだろう。 「っ!!! …8時!?」 ち… ち… 「遅刻だぁぁぁあぁああ!!!」 あたしはご飯も食べずに化粧をするだけして、うまく染まった茶色い髪を巻き始めた。