蒼の花と荒れる野獣Ⅱ







そして再び時は巡って、


今日は4月26日。


あたしの18才の誕生日だ。



「御免ください」


あたしは約束通り、本家を訪れた。


何年振りだろうか、もう前に来た時の記憶がほぼない。


というか、ない。


「…はあい」


しばらくしてから、正門が開かれた。


そして、開いた人はあたしを見て固まった。


「…あんた」


「お久しぶりです、おばさま」


だけどいい顔はする。



それは、ひとりではないからだ。



「どうぞ、上がって」



「行こう、仁」



今日は闘いの日だ。