クールな君と甘いキャンディ

続けて彼の口から飛び出した思いがけないセリフに、心臓が思いきり飛び跳ねた。


なにそれ……。それは、どういう意味なんだろう。


なんだかまるで、自分が特別だって言われているみたいに聞こえて、ドキドキがおさまらない。


どうしよう、私。顔が熱いよ……。


――ガチャッ。


するとその時、突然部屋のドアが開いて、誰かが中に入ってきた。


「お兄ちゃーん!」


ハッとして振り向くと、そこには元気いっぱいの祐飛くんの姿が。


「うわっ、祐飛! テレビ見てたんじゃねーのかよ」


驚いた有村くんは、サッと私から身を離す。そんな彼に勢いよく飛び付く祐飛くん。


「もうミラクルハンターのアニメ終わっちゃった。お兄ちゃん遊ぼうよ~」


「いや、いいけどちょっと待て。今お客さん来てるから」


「え~っ。じゃあお兄ちゃんのスマホのゲームやりたい!」


「あぁ、わかったよ」