「くぅーーー!やりおるな、須永希夜!それで、ちゃんと二見とも話したんだ。一人でちゃんと会いに行って気持ち伝えて偉かったね」
「う、うん。自分でもびっくりしちゃうくらい希夜くんの存在は大きくて、そればっかで」
舞子に『偉かった』なんて褒められるのは照れくさいけどすごく嬉しい。
舞子にばっか頼ってられないし自分で決めたことだからって勇気を出したから。
「今の花純のその顔、須永希夜に見せてやりたいよ」
「え?」
「ちょっと妬いちゃうなぁ〜」
「ん、舞子?」
よくわからないことをいう彼女に、首を傾げる。
「須永くんばっかりじゃなくて、ちょっとは私の相手もしてよね?」
「何言ってるの!当たり前じゃん!舞子とはこれからもたくさんたくさんっ」
「ふはっ、わかってるよ、冗談冗談。須永くんに感謝だわ。花純の楽しそうな姿見せてもらってさ」
舞子はそう言ってくしゃくしゃっと私の頭を撫でてから、サンドイッチを一口頬張った。



