「おはよう〜!あら、ふたり同じタイミングで起きたの?珍しいわね!」
一階のダイニングへと降りると、恵美さんが早速鋭いことを言い出して、ビクッとする。
どうしよう。
本当は、昨日の夜、希夜くんの部屋で一緒に寝ていたこと恵美さんにバレていたら。
「あ、そういえば、花純ちゃん、お母さんから連絡来た?」
「えっ?」
幸いにも、恵美さんがすぐに話題を変えてくれたのであんまり追求されずに済んだけど。
お母さんから、連絡?
「あれ?連絡入ってなかった?朝早くに私にはメール来たんだけど」
「あ、いや、昨日からスマホは見れてな……あ」
言いかけて停止する。
そうだ。昨日の夜から希夜くんの部屋にいたからスマホの通知の確認ができなくて。
「ちょっと、見てきます!」
慌ててそう言ってから、階段を上がり自分の部屋の中へ入る。



