『恭香。こっちこっち。見てこの料理、美味しそう』


夏希が、私を呼ぶ。


『え~どんなの?』


私は、夏希のところに行った。


『これ、すごく美味しいよ』


『本当だ、美味しそう。頂きま~す』


夏希の幸せそうな顔を見てたら、私まで幸せな気分になる。


ずっとそうやって、私、助けられて来たよ。


ありがとう…夏希。


『幸せになってね』


『ん?何か言った?聞こえないよ~』


『やだ、もう、また酔っ払ってるの?』


笑ってると、朋也さんが来た。


『夏希ちゃん、いっぱい食べてる?』


『は~い、食べてま~す!』


一弥先輩も一緒に、私達は、改めて乾杯した。


『みんなのこれからの明るい未来に!!』


『乾杯~!』


それからしばらく、私達はバーベキューを楽しんだ。


久しぶりの再会に、私もテンションが上がっていた。


またこうやって…時々集まれたら嬉しいな…