本当にどうなるのか…


朋也さんは、何も言わずに外を見てる。


マンションに着くと、笠井さんがドアを開けてくれた。


本当にお嬢様にでもなった気分にさせてくれて、気遣いが嬉しかった。


『今日はありがとうございました。楽しかったです』


私は、丁寧にお礼を言った。


『ありがとう、いろいろご苦労様。帰ったら、すぐ休んでくれ』


『はい、朋也様、お気遣いありがとうございます。朋也様もお体に気をつけて下さい』


朋也さんは、笑顔でうなづいた。


私達は、笠井さんと別れ、部屋に向かった。


『本当にありがとうございました。バーベキュー、最高に美味しかったし、楽しい時間でした』


『良かった』


部屋に入ったら、私、急に眠くなってしまった。


朋也さんも眠いみたい。


みんなにいろいろ気を遣ってくれてたから、疲れたんだろう。


2人とも急いでシャワーを浴び、あっという間に、深い眠りについた。


明日は、仕事…


目覚ましをセットするのだけは、忘れなかった。