まだ朝練が始まってから、5分しか経っていなかった。 思い切りため息をついてしまう。 いつもなら芽衣と一緒にシュートをうっているはず。 だけど今は芽衣の隣に進。 考えるだけでため息をついていた。 窓から太陽の光が差込みまぶしい。 こんな、空の天気がいいのに何故私はこんな事をしているんだ? バカだな。 そんなにあせらなくても良いのに。 カーテンが揺れて風が優しく吹いていた。