「愛希ちゃんわかりますかー?ママとパパの友達ですよー」 そういって3人がわたしのお腹に話しかけている。 その姿をみて思う。 この子はきっと愛される人間になれると。 だってこんなにも生まれてくるのを楽しみにしてくれる人たちがいるから。 お父さんが、お母さんが、遥が、龍希くんのおばさんが、昴くんが、葉月ちゃんが、奏ちゃんが、そしてわたしと龍希くんが、愛希のことをいっぱい愛してあげるからね。 だから早く生まれてきてね。 わたしがお腹をさするとそれに答えるようにお腹を蹴った。