『借り物競争に出場される方は南口ゲートまでお集まりください。』
放送が聞こえた。
わたしは友美に行ってくると告げ、南口ゲートに向かった。
途中、女の子が写真撮影をところどころでしていた。
男の子たちは、他校の制服を着た可愛い女の子たちを物色したり、無駄に騒いだりしていた。
みーんな暇だよね、やっぱり。
そう思っていた瞬間だった。
『あー咲貴ちゃん咲貴ちゃん待って!!!』
この声も顔を見なくてもわかる。
俊くんだ。
声の方向を見ると女の子の集団の中から制服姿の俊くんが出てきた。
女の子達の視線、相当怖い・・・。
その中には一緒に来たのだろう、恵介くんとこの前一緒に校門にいた男の子もいた。
2人は俊くんと違ってデレデレと女の子たちと接していてわたしの恵介くんへの高感度はまた更に下がった。
もう下がるところがない程に。
『俊くん、よく見つけたね。あんな集団に囲まれてたのに。』
わたしが笑いながら言うと
『当然じゃん。咲貴ちゃんならどこいても見つけれる自信あるんだけど?』
笑顔と一緒に発されたその言葉にはわたしは出てくるはずの言葉が詰まってしまった。
『借り物競争、集合なんだ。行くね。』
焦って話を180度変えてわたしは去ろうとしていた。
放送が聞こえた。
わたしは友美に行ってくると告げ、南口ゲートに向かった。
途中、女の子が写真撮影をところどころでしていた。
男の子たちは、他校の制服を着た可愛い女の子たちを物色したり、無駄に騒いだりしていた。
みーんな暇だよね、やっぱり。
そう思っていた瞬間だった。
『あー咲貴ちゃん咲貴ちゃん待って!!!』
この声も顔を見なくてもわかる。
俊くんだ。
声の方向を見ると女の子の集団の中から制服姿の俊くんが出てきた。
女の子達の視線、相当怖い・・・。
その中には一緒に来たのだろう、恵介くんとこの前一緒に校門にいた男の子もいた。
2人は俊くんと違ってデレデレと女の子たちと接していてわたしの恵介くんへの高感度はまた更に下がった。
もう下がるところがない程に。
『俊くん、よく見つけたね。あんな集団に囲まれてたのに。』
わたしが笑いながら言うと
『当然じゃん。咲貴ちゃんならどこいても見つけれる自信あるんだけど?』
笑顔と一緒に発されたその言葉にはわたしは出てくるはずの言葉が詰まってしまった。
『借り物競争、集合なんだ。行くね。』
焦って話を180度変えてわたしは去ろうとしていた。


