冷蔵庫の中から、桃とリンゴを取り出す。
皮を剥き、3人の好きな形に切ってお皿に盛る。
リンゴを星の形に切り、ヨーグルトの
中に入れる。
それを食べ終わったであろう、彼らに持っていく。
「はい。デザート。」と出すと、笑顔を見せる。

「本当、好きだよね。」と私は食べている彼らに言う。
「だって、姉さん。俺らの好きな形に切ってくれるじゃん。」と耕が言う。
「うん、うん。」と2人も頷く。
「そっかぁ」と私は昔の事を思い出しながら言った。
「ごちそうさま」と3人は言う。
「あっちに持ってとくよ。」と聖は言って、食器を片付けてくれた。
「ありがと。」私は言って、キッチンに向かった。