次の日から、私は疲れが溜まったのかベッドの上から動けなくなった。
寝たきり状態だ。
一応、管から栄養が流れて体の中に入る。
毎日、家族が代わる代わる私の様子を見に来る。
少しずつ言葉が出なくなる頃、私はみんなを集めて、繋がっている管を抜きたいと訴えた。
その意思が通じたのか、次の日先生が管を抜いてくれた。
「これで、後3日…覚悟していてください…」そんな声が聞こえた。